口頭試問の全体的な意図とカリキュラムにおける使用役割

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アテナイブログを担当しておりますKodabou(コダボウ)です。今回は、ブログ担当のKodabouが記事をお届けします。

アテナイのメディアを執筆しておりますTakataさんは物理・化学に造詣が深いので、Takataさんは大学受験の物理や化学を学術的な見地から解説しています。

でも、私、Kodabou(コダボウ)は、「物理・化学の学習に役立つ、よもやま話や様々な情報」「皆さんの勉強の気分転換になる面白い話」「皆さんの大学受験や将来に役立つ情報」「皆さんの知的好奇心を刺激するような豆知識や教養」「皆さんを励ますことができる話題」「医学部についての情報」など、よりソフトで読みやすい内容をお届けしていきます。ぜひ、気が向いたときにでも、気軽に目を通していただければ幸いです。

昨日は、東京で大雪が降り、この冬一番の冷え込みとなりましたね。暑いのが苦手で寒いのは平気な私も、寝るときに寒気を感じました。大雪の日に私立大学の受験に行かれた方は、本当にお疲れ様でした。今年は寒さが続いている分、暖かくなったら一層の有り難みを感じられそうですね。

さて本日は、「アテナイで使われている口頭試問って何?」「口頭試問について、もっと具体的な情報を聞かないとイメージが湧かない」という方にピッタリの特集を組みました! ぜひ、気楽な気持ちでお読みくだされば幸いです。

アテナイ口頭試問 全体的な意図

 アテナイの口頭試問は、大学入試本番において、以下の事項が達成できるようになることを目指しています。

 ・問題を読み、趣旨をただちに理解して、答案を作る。

 

そのために、以下の事項が必要だと考えています。

 ・専門用語の定義・意味を理解していること。

 ・問題の解答を、専門用語を踏まえて論理的に説明すること。

 上記 2 点は、あっさりとまとめられていますが、実際に習得し出来るようになるのには多くの時間と苦労を伴います。そのうえ、集団授業や独学で習得することは難しいと考えております。なぜなら、集団一斉授業や独学では、「他人に対して口頭で説明し、その意味を深く検討する機会」が少ないためです。

 その点を踏まえ、「アテナイ」では、生徒様に口頭で説明していただく機会を提供しているのです。科目の内容を自分の言葉で整理することで、生徒様自身の理解を促進していただけるようになるのです。それが、アテナイの口頭試問です。

 そして、理解が進んで口頭で説明する習慣を身につけられた生徒様は、これまで理解できなかった問題も考えることができるようになるため、自ら質問を作って講師に問うことができるようになります。

ここまで到達できれば、もうしめたものだと考えております。この姿勢を習得できれば、それ以降は理解力が飛躍的に向上すると考えております。

アテナイのカリキュラム 全体の構成

アテナイのカリキュラムは、「基礎」「応用」「総合演習」の3つのステップに分かれていますが、そのすべてにおいて、口頭試問が採り入れられています。

(ステップ 1 基礎)

 ⑴ 専門用語の定義・基本の意味

  生徒自身が、用語の定義や意味を一語ずつ説明していきます。口頭試問によって、用語の意味を求められた時の解答例を、自分で言えるようになります。

 ⑵ 論理的思考の練習

  標準的な例題を用いて、用語の意味を考えて解答する訓練を行います。この過程においても、「どうして、〇〇の現象は△△になっているの?」といった問いを講師が細かく発していき、生徒様がそれに連続して答えていきます。それによって、確認漏れや暗記漏れがなくなり、問題設定や状況を客観的に俯瞰できるようになった結果、「論理的思考の筋道」といったものが必然的に習得できるようになっております。

(ステップ 2 応用)

 ⑴ 専門用語の再検討

  全範囲を一巡した後で、複数の項目にまたがる専門用語の意味を再度確認していきます。ここでも、口頭試問が指導法・教授法として用いられます。他の範囲で専門用語の漏れがないか、複合的な意味を正しく把握できているか、1つ1つ短い質問を発しながら確認し、短時間で多くの事柄を確認していきます。生徒様のほうが、あやふやだった知識を再確認し、短い質問に1つ1つ答えていくことで、脳への刺激となり暗記が確かなものになっていきます。

 ⑵ 入試標準問題の理解

  標準的な入試問題を用いて、論理的に解答する訓練を積みます。その際、専門用語が用いられている文脈を把握するようにし、一つ一つの専門用語の意味を、口頭試問を通して、文脈や出題設定に照らし合わせて実践的に整理するようにします。

(ステップ3 総合演習)

 発展的な入試問題を用いて、論理的に解答します。未知と思われる問題に当たり、

 これまで習得してきた内容がどこまで通用するか確認します。

そして、さらに深い理解を形成していきます。この過程においても口頭試問が用いられ、専門用語の意味を前もって口頭試問で確認することで、生徒様が以下のように論理的に説明できるようにします。

 「◯◯です。したがって、◇◇です。」

 「◯◯だから、◇◇であり、その結果△△であることが導けます。」

口頭試問を用いて以上のように論理的に説明する練習を積むことで、物事と物事のつながりが生徒様自身の頭の中で形成されていき、論理的思考が深化されていき、入試で求められる長い答案を作成できるようになるのです。さらに、自信をもって受験勉強を継続することができるようになると考えております。

以上、いかがでしたでしょうか。アテナイで用いられている合格メソッドである「口頭試問」について、違った角度から具体的に説明を申し上げました。「口頭試問」という教授法・指導法が大学受験の場において用いられることや、その大きなメリットを、少しでも具体的にイメージして頂けたなら幸いです。

物理化学専門塾アテナイ オンラインがおすすめな5つの理由

具体的なアテナイの説明をする前に、この記事を読んでいる難関大志望の学生さんにアテナイがおすすめの理由を説明します。

特徴1:物理・化学に特化している

理系難関大の受験には理系科目が必須になることが多く、中でも物理・化学を選択する受験生の割合が多いです。アテナイは、物理・化学に特化して指導しており、過去のデータや傾向に合わせたきめ細かな指導方法ができます。学習塾を検討していて、理系科目を得点源にしたい学生さんにとって最適な選択肢と言えます。

特徴2:マンツーマン指導

集団で授業を受けるタイプの学習塾とは異なり、アテナイはマンツーマンでの指導になります。マンツーマンであれば、生徒ひとりひとりの学習レベルや進み具合や目標に対して不足しているポイントを見つけて対応した指導をしやすく、合格に向けて着実なレベルアップを狙えます。

特徴3:口頭試問による指導

口頭試問による指導とは、講師と生徒の問答を通して指導する方法です。例えば、講師が「〜とはどういうことか」「〜についてどう考えるか」といった出題をし、生徒が問題に対する解答をその場で答えます。その際、「なぜそう言えるのか」「裏付けはあるのか」を適宜講師が確認するといった内容です。面接とは違い、その解答の内容が理路整然としているかという、「解答のプロセス」を重視します。論理的に思考し、それを相手に表現する能力が必要になるため、解答する内容に関しては「深い理解」が求められます。

特徴4:実績豊富なプロ講師による十人十色な授業

アテナイの指導者は、東京大学や九州大学をはじめとする高学歴の講師ばかりです。単に「教え方がうまい」というだけでなく、講師自身も受験の経験から受験生の具体的な悩みや克服方法を熟知していることで、より具体的な解決方法の提案ができる可能性が高まります。

「いきなり口頭試問なんて、レベルが高そう・・・」と思われる学生さんも多そうですが、アテナイでは、口頭試問に慣れていない学生さんでも安心して成績アップを目指せるよう、初めは簡単な問答から始めて、徐々にレベルアップしていきます。

学生さんの学力によって教科書の知識の確認から始まる学生もいれば、難関大学の入試を突破できる論理的な思考力を身に着けるための授業をしている学生もいます。

特徴5:オンラインによる指導

受験生にとって、時間はかなり貴重なものです。特に、現役合格を目指す学生さんにとっては、学校の授業時間外で学習塾での指導を受ける必要があります。そのために移動時間は最小限にしたいですよね。アテナイでは、オンラインにて指導を行なっているので、タブレットやPCを使って自宅から受講できるので、学習の時間効率が高まります。

1つでも当てはまったらアテナイが向いている学生さん!?

・物理・化学に苦手意識があり問題集を開くのも嫌な学生さん

・基礎はできるが、問題演習に対応できない学生さん

・入試レベルの問題で目標の点数が出せない学生さん

・化学・物理を大学入試の得点源にしたいと考えている学生さん

・絶対に志望校に一発合格したいと考えるモチベーションの高い学生さん

・大手予備校のテキストや問題集を予習・復習しても成績が上がらないと悩んでいる学生さん

上記の内容で1つでも当てはまったら、あなたはきっとアテナイに向いている学生さんです。まずは体験授業でアテナイの魅力を体験してませんか?

投稿者プロフィール

Kodabou
Kodabou
根っからの語学マニア。大学院では、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語、古典ギリシャ語、韓国語を学んだ。日本にいる外国人と外国語で話すより、現地の国へ行って外国語で話すのが好き。