定期テストで赤点を取る人の物理の学習法。物理が得意な人とは?

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アテナイのKomabouです。本日もブログをお読みくださり、ありがとうございます。

私は先日、仕事の合間を縫って、東京都西部にある立川の昭和記念公園に行ってまいりました。まだ全然紅葉していなくて、やはり紅葉の時期は桜の同じくらいきれいなのだと思い、また紅葉したらもう一度行くことにしたのですが、各種のコスモスが咲き乱れ、それは美しかったです。なんでも昭和記念公園のコスモスの見ごろは10月中旬までのようですので、紅葉は見られなかったけど、取りあえずコスモスがみれて満足といったところです。‍

さて本日は、アテナイのブログの2本目です。今のところ物理について扱っていますが、今後は化学の話題も話しますし、理科の科目選択についてメリットやデメリットもお伝えしていくので、ぜひ飽きずに続けて読んでくださいね。

では、まず定期テストで赤点を取る人の物理の学習法をお伝えします。

「試験1週間前から勉強を始める人。また、公式の暗記だけでいいと思ってる人」は、「物理現象や公式の意味の捉え方を意識せず、公式だけ丸暗記して終わりの人」だと言えるので、物理では赤点を取ります。

逆に、定期テストが終わってから、すぐ、次のテストに向けて教科書を読んで例題を解いている人は、「公式の暗記だけでは済まない」と自分で気づくので、次の段階に進めるのです。

つまり、「物理は公式の丸暗記だけでは済まない」と自分で気づくために、日頃から教科書や参考書を読んで、手を動かして例題を解く習慣を身につけることが重要なのですね。自分で気づきながら自分で手を動かして勉強を進めるという点で、大学のドイツ語と同じく、物理は自己鍛錬にもなりそうな科目です。

まとめると、「試験1週間前からではなく、日頃から勉強する」「実際に手を動かして例題を解き、状況に合わせて公式をどう使えばいいのか肌で感じ取っていく」ことの2点が重要だと言えます。

次に、「物理が得意な人はどういう人なのか」、また「どうすれば物理が得意になるのか」についてお伝えします。

公式を見てどういう意味なのか」「この物理現象はどういう意味があるのか」「(問題文を読んで、提示されている物理現象の状態や意味を把握し整理した後で、)その結果として、どのような解法になるのか、どの公式を使えばよいのか」を考えている人は、物理が得意で、難なく点が取れるようになります。やはり数学と同じく、公式を丸暗記するだけではなく、また例題の解法を丸暗記するだけではなく、深く考える習慣を身につけて根本的な思考力を養うことが必要なのですね。都立高校入試の数学は型が決まっているため、公立の中学生の中には、数学的現象の意味を捉える力をつけないまま、また各種の公式の応用方法を把握しないまま、つまり「考える力」を身につけないまま、類題の解法を丸暗記して突破する人がいます。でも、大学入試の物理では、「なぜ、その公式が使えるのか」「なぜ、その解法になるのか」を1題1題について突き詰めて追究していくことが求められ、そういう人が物理が得意になるというわけです。

また、そういう人は、状況が全然違うように見える問題でも、どういう意味があるか捉えられるようになるし、今まで解いた問題の状況との相違点や共通点をすぐに見出し、どの状況であればどの公式を用いればいいか気づくことができます。

つまり、提示された状況と、今まで解いてきた問題の状況と、何が同じで、何が違うか、気づけるようになると、物理が得意になれると言えそうです

以上の内容、いかがでしたか。

次回は、「物理の点数は、なぜ上がらないのか?」「「物理の公式を覚えただけでは解答に至らず躓(つまづ)いたときの対処法」といったテーマでお送りします。今後も、多種多様な観点から、物理と化学にまつわる有益な情報をお伝えしていくので、ぜひ読んでくださると光栄です。

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