物理化学の偏差値12アップで同志社大学理工学部に合格!「合格点に50点も余裕をもって合格できました」

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田中さん(19歳。現役生。男性。神戸市在住)
【 受講歴  】10ヶ月(物理、化学)、7ヶ月(英語、数学、受験戦略コーチング)
【 成績向上 】英語 偏差値57  数学 偏差値52  物理 偏差値50 化学  偏差値55(第3回全統記述 高校3年生時)→ 英語 偏差値66  数学 偏差値65  物理 偏差値64 化学  偏差値62(第2回Benesse駿台記述模試  既卒1年次)
【 合格実績 】同志社大学理工学部電子工学科 全学部日程 正規合格(合格最低点 +50点)

指定された教材を順番通りに解くコーチング系の塾では伸び悩んでいました。

もともと地元の塾に3年間通っていました。その塾はまず教科書を理解するための基礎を解説する映像を見て基礎を1通り理解してから、個人で問題集を解いていく指導をしていました。基礎の授業は十分すぎるほどの手厚い解説があり、基礎はできていましたが、受験期に成績を伸ばせませんでした。そのため現役の時は全落ちをして浪人したため、個人を詳しく見てくれる個別塾に入りました。入塾前に入っていた塾は基礎を理解するための映像を全範囲を見て、その映像を見終わった人から問題演習をしていくスタイルでした。その塾の問題演習ではやるべき問題集があり、それらを手順に沿って進めていく必要がありました。自分はそれらの問題集を手順に沿って進めていくことばかり考えていた上、問題集の答えをすぐに見ていたので成績を伸ばすことができませんでした。

時間がかかる学校の宿題をこなせずに授業に遅れていきました。そのため焦って我流で勉強をするようになり、1年間結果が出ずに浪人にしました。現役の自分の偏差値と第一志望合格に必要な偏差値を比較したときに集団予備校では上げ切ることは難しいと思ったので個別塾に入ることにしました。

量にとらわれずに時間をかけて考え抜く訓練が理系科目を伸ばすうえでは必要でした。

どの教科の問題も答えを見ずに自分が納得いくまで考え切る癖を行けることで、少しずつどのような問題に出くわしてもパターンに当てはめるのではなくその場で考えて対処できるようになっていき、新しい問題に対する恐怖感が少しずつ薄れていきました。このトレーニングを約4、5ヶ月続けて少しずつ結果が出てきました。そのため受験で合格するためにはもっと早くから考えて解く癖をつけておく必要があると思いました。
例えば現役のとき、入試レベルの問題はすぐに諦めて、答えを見ていたので成績は全く伸びていませんでした。しかしアテナイ運営元のアシリの先生に数学は初見の問題が解けるか解けないかが大切と教えてもらいました。そこで1つの問題に対しじっくり考える癖をつけていきました。最初は一問とくのに3、4時間かかりましたが、初見の問題を考えて解く作業を毎日、継続することで、約5ヶ月で早慶の問題に少しずつ対応できるようになっていきました。考える時にはずっと問題と睨めっこするのではなく自分が知っている知識を使い切ったと思った時には他の問題集で解き方のヒントを探しに行きました。理科も答えをすぐ見る癖をやめました。理科の場合、わからない問題があった時には問題集で似た問題を探しにいくのではなく教科書の定義と証明を復習するようにしました。そしてその抜けていた定義を使えるようにするために問題を選んで問題集を解いて知識を定着させていきました。英語は和訳をする練習を答えを見ずに文法書と単語帳のみで自分の答えをまず最初に書き上げれるようにしていきました。そうすることで自然と英語の構造が見えてきて文法の知識と本文の意味と単語の意味の3つの観点で英文にアプローチすることができるようになりました。そうすることで英文を正確に直訳できるようになりました。さらにその直訳に段落ごとでの要約をしていくことで英文の段落ごとのつながりを意識して全文を少しずつ理解することができるようになりました。

問題集にとらわれずに、過去問演習から課題を探す効率的な学習法を学びました。

単元学習が終わった後で過去問を解いてその分析をして合格最低点に達するまでに必要なことを考えることで最短で合格できるのだと知りました。自分は現役の時、問題集を完璧にすることばかり考えており自分の現状を把握することができていませんでした。過去問を解くことで自分の状態を把握できます。そして、必ずしも問題集を完璧に仕上げる必要はなく自分が苦手な単元に絞って類題を探して弱点を克服するために問題集を使えばいいと教わりました。そうすることで自然と取捨選択をして合格(合格最低点を超えること)から逆算して勉強できるようになりました。

計算ミスの指導まで、合格点を取るための徹底した指導で点数を上げることができました。

過去問から逆算する勉強をしていると自然と無駄に学習範囲を広げずに勉強できました。
さらに合格するためには問題が解けるようになることも必要ですが、ミスをなくすことも同時に大切であると教わりました。小学生の時からミスを軽視して勉強してました。アシリに入った後、大学受験で合格するためには標準問題がある程度解ける実力をつけた後、試験中に出てくるミスをなくすことで合格に近づけることを教わりました。またそのミスが計算ミスなのか理解不足からくるミスなのかを分析することも大切で、それに対処するための具体的な行動も計画に入れ修正していきました。そのような小さな修正を少しずつ積み上げていくことで自分が取れる点数を1点、2点と少しずつ上げていくことができました。しかしそのような細かいことを完全に修正出来なかったため早慶ではともに補欠合格となってしまいました。

勉強ができる人はおそらく小さいことも納得いくまで考えているまたは理解しているのだと思います。自分は細かいことを理解することを怠っていましたが勉強だけに絞ってしつこく先生に質問して細かく理解して勉強ができる人の理解の水準まで自分の理解度を上げることの大切さを教えてもらいました。

学習の質を高める勉強方法まで細かくレクチャーいただけました。

自分が嫌いな教科は後回しにしがちです。そのため、自分が取り組もうとしない教科を朝一の勉強に持っていき、1番頭が回る午前の時間帯に数学をし、夜には暗記をするなど自分の性格と脳の仕組みをうまく使って勉強していきました。また自分に合った暗記の仕方などを見つけるように指導を受けました。そのため自分に合った覚え方などを研究するようになりました。例えば英単語を覚える時、あえて単語帳を見ずに暗記した単語を書いていくアウトプットを中心とする勉強を取り入れました。そうすることで効率よく暗記できました。同時に、暗記する時にはインプットだけではなく、アウトプットも大切であることに気がつきました。また自分はミスが非常に多かったです。そのためそのミスを防ぐための方法も教わりました。例えば筆算をするとき自分はシャーペンをどんどん動かして確認せず勢いで解く癖がありました。そのため試験中筆算を終えた時にはシャーペンを手から離して計算ミスを確認して次の問題に行くことを癖付けました。また自分が間違えた時の状況と間違えに対処するための具体的な対策をノートの箇条書きで書いていきました。そうすることで、試験中同じような状況に試験中遭遇した時に落ち着いて対処することができました。そのおかげで悔しいですが、早慶補欠までたどり着くことができました。

気合いと根性に頼るのではなく、わからないところを淡々と潰して成績を向上させました

予備校に行ってなかったので集団でのプレッシャーを受けず自分の弱点克服に集中して勉強に取り組むことができました。1年間家族の支え、先生方、友達の支えがあったので全力で大学受験に取り組むことができました。大学受験において全てが完璧だとな状態に仕上げることは難しいですが粘り強くやってくことでそれなりに結果もついてきました。またやらなければならない古典と社会をひたすら後回しにしました。そしてそれらの教科の勉強で分からないところを専門家に聞いて解決していくことをしなかったので結局共通テストで点が取れず東北大受験を諦めました。自分ができない理由は気合いと根性が足りてないのではなく、自分が分かっていないことに気づけていないからだと気づきました。自分はプライドが高かったため分からないことを素直に分からないと言えませんでした。僕が1番しんどかったのは細かいことを質問して理解していく時でした。
細かいことを理解することは大変ですが、1年間、アシリと忍耐強く難関大学合格に向けて全力で勉強することができました。